SMO(ソーシャルメディアオプティマイゼーション)とは、ソーシャルメディア(SNSやブログなどのCGMサイト)から自社コンテンツにアクセスを集めるための施策のことを言います。
TwitterやInstagram、ブログなどのSNS上でユーザーの認知や評判を高めることで、アクセスを増やしていく手法です。
SNSは集客において高い効果が得られる媒体として、今や絶対に無視できない存在となっており、主にSNSとコンテンツの親和性が高い状態にするため、コンテンツやサイトの改善を中心に行っていきます。
SMOを実践する方法
SMOで効果を出すためにはどのようなことをすればよいのでしょうか?
代表的な施策について解説をしていきたいと思います。
SNSアカウントとプロフィールの最適化
まず基本的なところで、SNSのアカウント情報をしっかりとまとめることです。
アカウント名やプロフィール文、アイコンやカバー画像などはしっかりと作りこむようにしましょう。
検索結果に正しく表示されるためという目的もありますが、ユーザーがプロフィールを見た時の信頼度も高くなります。
SNSボタンの設置をする
自社サイトやブログなど、関連のあるサイトには可能な限りSNS登録用ボタンを設置するようにしましょう。
集客の窓口を増やすだけでなく、サイトとSNSを繋げることでコンテンツの繋がりを持たせることもできます。
キーワード調査でユーザーの考えを理解する
次にSNS上でキーワードリサーチを行いましょう。
そのキーワードで発信しているユーザーがどんなことを言っているのか、考えを理解できる他、よく使われるキーワードの組み合わせを発見することもできます。
これらで見つけたキーワードをコンテンツや投稿の内容に盛り込んだり、メタ情報やハッシュタグに設定したりします。
検索用に投稿を最適化する
キーワードをハッシュタグやメタ情報に取り込むだけでなく、検索をした時にユーザーが関心を持てるような導入を含めることが大事です。
集客を集めるには検索結果の中から自分の投稿に目を留めてもらう必要があります。
検索しているユーザーの意図を汲み取って、導入部分に反映させるようにしましょう。
アイキャッチに画像や動画を使う手法もありますが、これは最も有効なものの一つです。
投稿のタイミングにこだわる
投稿が最適なタイミングは、投稿するプラットフォームによって異なります。
また、ターゲットとするユーザー層によっても異なることを理解する必要があります。
SNSの分析機能やアナリティクスを使って、投稿に対するアクションや閲覧状況を分析しましょう。
そして投稿に最適なタイミングを判断するようにしましょう。
新しい情報や役に立つ情報を発信する
ユーザーにとって役立つ情報や最新情報は価値が高いもので、共有や拡散をしたいと思える情報です。
ユーザーの興味・関心を集められるような情報を定期的に発信できるように準備をしましょう。
実際にSNSに参加し、交流してみる
コンテンツのジャンルに合いそうな人をフォローするだけでなく、相手の発言などにリプライを送ったり、いいねなどをのリアクションをすることでコミュニケーションを取るようにしましょう。
そのような交流を重ねるうちに、相手からの信用を積み重ねていくことができます。
まとめ
SMOは集客力が非常に強く、今や無視のできない存在ですが、アカウントの炎上やスパム問題など様々な負の側面も持っています。
一時的な集客のため、小手先の手法でアクセスを集めることができても、長い目で見れば結果を生まない、ということを理解して、SNSの運用を心がけるようにしましょう。