「アフィリエイト特典用のLP（紹介ページ）を作りたいけど、何を書けばいいかわからない」
「綺麗なデザインで作ったのに、全く成約しない」
アフィリエイト中級者へのステップアップとして、独自のLP作成は非常に効果的です。
しかし、多くの人が陥る罠があります。それは「デザインにこだわって、構成（中身）をおろそかにすること」です。
はっきり言います。LPにおいて、デザインは「器」に過ぎません。
商品を売るのは、そこに書かれている「言葉」と「流れ」です。
今回は、トップアフィリエイターたちが裏で使い倒している、「当てはめるだけで売れるLPの構成テンプレート」を初心者向けに解説します。
そもそもLP（ランディングページ）の役割とは？
通常のブログ記事とLPの最大の違いは、出口の数です。
| 種類 | 目的 | 出口（リンク） |
|---|---|---|
| ブログ記事 | 情報の網羅、ファン化、回遊 | 関連記事、サイドバー、広告など多数 |
| LP | たった一つの商品を売る | 購入ボタンのみ |
LPは、読者をよそ見させず、一直線にレジ（決済）まで案内するためだけの「最強のセールスマン」である必要があります。
【保存版】売れるLPの鉄板構成（4部構成）
売れるLPには、共通の「型」があります。
初心者はオリジナリティを出そうとせず、まずは以下の流れを忠実に再現してください。
1. ファーストビュー（ヘッド）：3秒で勝負を決める
アクセスした読者が最初に見る画面です。
ここで「自分に関係ない」と思われたら、スクロールすらされずに閉じられます（直帰）。
- キャッチコピー：ベネフィット（理想の未来）を端的に伝える。「〇〇が××になる」
- 権威性・実績：「No.1獲得」「累計〇〇本販売」などの王冠やバッジ。
- CTAボタン：いきなり欲しい人向けに、最初にもボタンを置いておく。
ポイントは、「これは私のためのページだ！」と一瞬で思わせることです。
2. ボディ（共感・教育）：信頼を勝ち取る
ここから本文に入ります。いきなり商品の説明をしてはいけません。
まずは読者の隣に座り、悩みに寄り添うことから始めます。
- 共感（悩み）：
「～で困っていませんか？」「私もそうでした」と共感し、敵（原因）を共有する。 - 解決策の提示：
「その悩みを解決する唯一の方法がこれです」と商品を登場させる。 - ベネフィット：
機能ではなく「使った後の変化」を語る。（例：痩せてモテる、時短で遊べる） - 証拠（実績）：
口コミ、レビュー、証拠画像を出し、「嘘ではない」と証明する。
3. オファー（提案）：お得感を出す
商品の魅力が伝わったら、具体的な条件を提示します。
- 価格の正当性：「通常なら〇〇円かかりますが…」とアンカリング（比較）する。
- 特典（ボーナス）：「今ならこの特典もつけます」と付加価値をつける。
- 保証：「満足できなければ返金します」等でリスクを取り除く。
4. クロージング（追伸）：最後のひと押し
迷っている読者の背中を押す最後のエリアです。
「申し込み期限」や「数量限定」などの緊急性（スカーシティ）をアピールし、「後で買おう」と思わせない工夫が必要です。
成約率を左右するCTAボタンの極意
最後に、最も重要なパーツである「CTA（行動喚起）ボタン」について解説します。
ただ「購入する」と書かれたボタンを置いていませんか？
ボタンの文言（マイクロコピー）を少し変えるだけで、クリック率は劇的に変わります。
クリックしたくなるボタンの例
- ×「申し込む」
○「今すぐ特別価格で参加する」 - ×「購入はこちら」
○「30日間の返金保証付きで試してみる」
「ボタンを押すことのハードル」を下げ、メリットを感じさせる文言を選びましょう。
まとめ：LPは「滑り台」を作ること
LP制作において最も大切なのは「流れ」です。
- ステップ1：ファーストビューで強烈に惹きつける
- ステップ2：共感と証拠で信頼させる
- ステップ3：特典と限定性で今すぐ買う理由を作る
優れたLPは、一度読み始めたら途中で止まれない「滑り台」のような構造になっています。
まずは、あなたが「つい買ってしまった」商品のLPを読み返し、この構成に当てはめて分析してみてください。
それが、売れるLPを作れるようになる最短の近道です。
