近年、副業解禁の企業が増えて、これからネットビジネスに取り組んでみようと考えている人が増えてきています。
パソコン・インターネット環境があれば始められるネットビジネスは非常に人気、注目度が高いジャンルなのですが、様々なネットビジネスがあるので、何を選択すればよいのか分からない方も沢山いるのではないでしょうか？
今回はそんな中から、これからネットビジネスを始めたいという方へのオススメをご紹介します！
初心者・個人向け
では、まずネットビジネスをやったことがない初心者の方向けのものをご紹介します。
ネットビジネスにはインターネットに関する知識も必要なため、難易度が高くなく、経済的不安も小さいものが最適でしょう。
アフィリエイト広告収入
アフィリエイトは販売者の商品やサービスを自分のブログなどで紹介し、そこから売れた成果に応じて報酬が得られるというものです。
メリット
アフィリエイトは運用コストが低く在庫を抱える必要がないので、経済的負担が小さく、更に好きな時間に取り組めるという手軽さが人気です。
アフィリエイトが軌道に乗れば、ブログから勝手に商品が売れるようになるので、不労所得を得る事も可能です。
デメリット
アフィリエイトで稼げるようになるには、ある程度のアクセスと購買意欲を促せるライティングなどのスキルが必要になります。
そこまで辿り着くようになるまでにはある程度時間と手間がかかることは想定をしておいたほうが良いでしょう。
Webライティング
続いてネットビジネス初心者に人気なのが、Webライティングです。
企業やWebメディアのコンテンツを執筆して、その執筆費を報酬として受け取ります。
近年ではクラウドソーシングサービスなどに登録をして、様々な企業のWebライティング案件に応募をして仕事を獲得するケースが多くを占めています。
メリット
パソコンやインターネットなど、記事を書く環境、クライアントとやりとりをする環境があればできるので、コストがほとんどかかりません。
そして、記事を執筆したことに対する報酬が支払われるので、アフィリエイトのように成果次第ではなく、仕事があれば安定した収入を得る事ができます。
デメリット
Webライティングは文字数や記事に単価が設定されているため、得られる報酬は決まっています。
安定はしていますが、大きな利益を得たいという方には物足りない方法です。
また、1記事当たりのボリュームも比較的多い上、取引先がいての仕事になるので、ある程度のまとまった時間やこまめにやりとりが必要など、それほど自由が利かないのがデメリットです。
中級者向け
ドロップシッピング
ドロップシッピングとは、ネットショッピングを開設しながらも在庫を持たず、注文があったらメーカーや卸売業者から購入者へ直送をするという方法です。
ネットショップの開設とドロップシッピングサイトへの登録が必要です。
メリット
ネットショップで注文が入ったら、メーカー・卸売業者から直送をするという形なので在庫を抱える必要がなく、赤字にならないというのが最大のメリットです。
また、自分の売りたい商品を選んで販売ができるという自由さもあります。
デメリット
人気商品はすぐに売り切れるため、在庫を持つことはなくても在庫があるかどうかの確認や商品の入れ替えなど、販売状況やトレンドに応じて維持管理をしていかないと、収益に大きく影響をしていきます。
また、集客を自分で行う手間があることも意識しておきましょう。
せどり・転売
ネットオークションや古本屋などで見つけた掘り出し物や売れそうなものを仕入れて、オークション・フリマサイトで販売をします。
メリット
商品のジャンルに限らず、中古品や不用品などなど様々なものを売る事ができます。
また、希少な掘り出しがあれば、思わぬ額で売れることもあります。
販売額と仕入れ額の差額が収益となりますので、高く売れれば売れるほどその額は大きくなります。
収益化が早くできるのも大きなメリットです。
デメリット
出品や配送手配まで全て自分で行う必要があり、思った以上に手間がかかることがあります。
商品が仕入れ額よりも高く売れるとは限らず、不良在庫となったり高く売れずに赤字となることを想定する必要があります。
また、中には価値のない詐欺的商品が出品されていたり、個人間取引のためトラブルになるケースも多く、目利きも非常に大切なスキルとなります。
EC（電子商取引）
絵やハンドクラフトが得意な人は、ネットショップを立ち上げるということもできるでしょう。
メリット
BASEなどのEコマースのプラットフォームを利用すれば簡単にネットショップが開設できるので、売るものがあれば参入のハードルは高くありません。
デメリット
ドロップシッピングと異なり、商品は自分で用意をしなければなりません。
仕入れが必要なものであれば、在庫を抱えることになるので、保管料などのコストなども考慮しましょう。
また、有形の商品であれば発送作業や発送コストなどの対応があることも忘れてはいけません。
動画コンテンツ配信
最近では人気の職業ランキング「Youtuber」がランクインするほど、動画配信で収益を上げることへの注目が集まってきました。
世界最大の動画投稿プラットフォームである「Youtube」を始め、様々な動画投稿プラットフォームが存在します。
動画配信では広告収入や有料コンテンツでの収益がメインとなります。
メリット
動画の広告収入の場合、自動で差し込まれる広告の他、広告主からの案件で広告費をもらう場合があります。
自動で差し込まれる広告の場合は、プログラムが広告を選定してくれるため、張替えの手間がありません。
また、有名になれば直接広告の依頼が企業から来ることもあり、大きな広告収入が見込めるのが魅力的です。
デメリット
まず動画で収入を得るためには、多くの動画閲覧が必要です。
Youtubeの場合の広告収入は再生1回につき0.05円～1円ほどですが、人気の動画出ない限りはお金が発生しないと考えて良いでしょう。
SNS運用
SNSを運用して広告収入などを得るビジネスモデルです。Youtubeもこの中に入りますが、特にInstagramなどで多くのフォロワーがいる場合、インフルエンサーとして企業からの広告案件により、収益を得られている人がいます。
メリット
SNSの利用は基本的に無料なので、運用コストがほとんどかからないことがメリットです。
フォロワーとのコミュニケーションも直接できるので、フォロワーのニーズを掴みやすく、魅力的なコンテンツを作る事ができます。
デメリット
SNS運用のデメリットとして、ある程度の影響力を持つようになるまで、時間や労力がかかることです。
開設や運用のコストはかからないとしても、ファンが魅力的だと感じるようなアカウントに育てるためには、それなりの労力が必要です。
また、フォロワーとの信頼関係がとても重要なので、炎上のリスクは常に考慮しておかなければなりません。
上級者向け
株・FX
株やFXは、副業と言うよりも投資ですが、給与以外の収入を得る面で言えばスタンダードや方法です。
株は株式会社、FXは為替に対して投資するものです。
経済の理解が必要な点では上級者向けですが、投資に関する様々な書籍や情報がありますので、そういったもので勉強を始めるのも良いでしょう。
メリット
メリットとは異なるかもしれませんが、株・FX共に経済の動きをウォッチし、動きを読むことがとても重要なので、経済に関心を持つ理由となります。
デメリット
投資で成功すれば大きな利益が得られる反面、逆に大きな損失を被る可能性があることも。
株価の上げ下げのみを見て売り買いをするのではなく、なぜ動くのか徹底した情報収集や考察をした上での売買重要です。
仮想通貨
ビットコインをはじめ、仮想通貨（暗号資産）にも注目が集まるようになりました。
株式やFXと同様に値の動向を見て売買をし、その差額を利益として得るものです。
メリット
少額から始められるので参入のハードルがとても低いこと、インターネットと金融の融合という新しいジャンルであることから、伸びしろがあり、これからの発展が見込める分野です。
デメリット
新しい分野であることから価格変動が激しく、時には大暴落をすることもあるので大きな利益が見込める反面、大きな損失があることも想定をしておきましょう。
また、過去に仮想通貨取引所のハッキングによる仮想通貨の盗難も起きており、セキュリティ面での対策も考える必要があります。
まとめ
以上、オススメのネットビジネスをご紹介しました。
インターネットビジネスはすぐに始められて手軽である反面、収益を得るための準備や時間はそれなりにかかることを想定しておいた方が良いでしょう。
最初のうちはなかなか成果が出ずに挫折してしまいそうになるかもしれませんが、諦めてしまえばそこでおしまい。
継続することこそが成功への近道であることを忘れずに、毎日コツコツと取り組んでみてくださいね！
ご紹介した以外にもインターネットを活用したビジネスは沢山ありますので、それ以外にも調べて、合っているものがあればトライをしてください！
