アフィリエイトで稼ぐためには「ジャンル選び」が非常に重要です。
しかし、「そのジャンルがなかなか決まらない!」という初心者の方も多いのではないでしょうか。
そんな「ジャンルが決まらない」アフィリエイターの皆さんに朗報です。
実は稼げるジャンルの選び方はとてもシンプルなのです。
そこで本記事では、アフィリエイトジャンルの「正しい」選び方を解説します。
初心者がジャンルが決まらない理由とは
そもそもなぜアフィリエイトのジャンルが決まらない事態に陥っているのか、
その理由について考えてみましょう。
ジャンルが決まらないのは、以下の理由が当てはまりませんか?
趣味や興味関心があるものがない
アフィリエイトのジャンルを決めきれない理由で最も多いのが、
「趣味や興味関心があるものがない」から、どれにすればいいか判断できない、というもの。
昔からずっと続けている趣味や勉強がある人はそれほど沢山はいないものです。
だからといってアフィリエイトに向かないかというとそういうことではありません。
趣味とは言えなくても、前から好きだったものや興味があるものはありませんか?
無意識に続けていることはないでしょうか?
美容や語学、普段感じている悩みなど、今気になっていることはないでしょうか?
それでもあまりない方は、「なりたい姿・夢に関係があること」を書き出してみるのもアリです。
なぜなら、なりたい自分を目指すために必要なものであれば、必死で身に付けると思いますし、それが専門性に繋がる可能性は高いからです。
アフィリエイト初心者の場合、自分の得意分野だけに目を向けてしまいがちですが、今詳しくなくても、興味があることをまず探してみましょう。
そこからジャンル決めの糸口が見つかるかもしれませんよ!
記事・コンテンツをうまく書けなさそう
これもアフィリエイトのジャンル決めを妨げてしまっている理由の一つ。
そのジャンルに詳しくないから記事やコンテンツを魅力的に書く自信がない…と考えてしまっているパターンです。
そのジャンルに詳しくなければ、知識を身につければいいのです。
色々な書籍やセミナーなどで学んだりして知り得た知識だけでなく、自分で実践してみたことも記事として十分に魅力的なネタとなります。
まずは学ぶことから始めましょう。
それをしなければ前進することはありません!
「これは興味あるな」「楽しそう」と思ったことがあれば、積極的に学んでいきましょう!
稼げるイメージを持てない
これから狙っていこうと考えているジャンルで「ライバルが多そうだな…」「結果を出せる気がしない…」などのネガティブな思考を持つと、稼ぐために必要な思考や行動を妨げる原因になりかねません。
まずは「このジャンルで稼いでいこう」というイメージをしっかり持つことが大事です。
ブログの収益化は少なくとも半年~1年かかるので、
まずは「継続できるか?」というのは非常に重要。
高単価ばかりを気にして興味が薄いジャンルを選ぶと、「理想と稼げない現実」とのギャップに苦しんで挫折してしまいます。
しかし、継続をすることが「どのようにすれば稼げそうか」「もっと色々なことを試そう」というモチベーション向上につながっていくことを忘れないでください。
稼げるジャンル選びのポイント
身近なジャンルから始める
まずは始めてみること。やりながら学ぶことがとても大切です。
稼げるアフィリエイターは、とにかく行動が早いのです。
もしジャンル選びに時間をかけてしまうようなら、身近なジャンルから取り掛かってみましょう。
- 好きなジャンル、興味があるジャンル
- 今している仕事や資格に関係するジャンル
- 今の悩みや、過去悩んでいたこと
日頃から関心を持っていたり、意識をしているジャンルを洗い出します。
それが好きなジャンルや詳しいジャンルであれば、それがそのままモチベーションに繋がりますし、悩みに関係することであれば、読者に共感をしてもらえる記事を書くことができます。
アフィリエイトは継続して作業することが大事です。続けていて苦痛にならないように、好き、得意なジャンルを選びましょう。
効率的に稼げるジャンル
次に洗い出したジャンルの中で稼ぎやすいジャンルがあるかを探していきましょう。
アフィリエイトの目的は「稼ぐ」ことですので、「稼げる」ことも高いモチベーションを維持するのに大事な要素です。
稼げるジャンルには「報酬単価は低いけど成約率が高い」商品と「報酬単価は高いけど、成約率は低め」という商品に大きく分ける事ができます。
初心者は「報酬単価は低いけど成約率が高い」商品から始めることをオススメします。
報酬単価が低かったとしても、成約率が高ければ、稼ぎながらアフィリエイトのノウハウをどんどん身につけていくことができます。
集客や購入までのコツを掴むため、成約率の高さを基準に商品を選んでいくと良いでしょう。
そして商品購入を促すコンテンツのコツが掴めて来たら、「高報酬単価」商品に目を向けてみると良いでしょう。
これまでの経験を基に高報酬単価商品用のコンテンツを作り、状況を見ながらブラッシュアップをしていきます。
高報酬が多いジャンル
一般的には商品の価格が高い傾向にあるジャンルは高報酬となるケースが多いため、下記のようなジャンルは一件あたりの売上は大きなものとなります。
- 転職系
- 投資系
- 美容系
- 恋愛系
- 英会話系
- 金融系
など
高報酬単価の商品は、成果が少なくてもある程度の売り上げが見込めるため、アクセスが望めないジャンルの場合でもコンテンツ次第で売上を見込む事ができます。
「成約率が高い商材」でたくさん売れるようになってきたら、報酬が高い商材もどんどん売っていけそうですね!
インフォトップのアフィリエイターマイぺージで興味のあるジャンルの商品の中から、稼げそうな商品を検索することができます!
YMYLジャンルは、苦戦するので注意!
YMYLとは「お金と人生」に関わるジャンルのことで、お金や生活などに大きな影響を与える可能性があるジャンルは、検索エンジンでの上位表示の難易度が高く、そのジャンルにおいてアフィリエイトをするのは、ハードルが高いと言えるでしょう。
YMYLとは
「Your Money Your Life」の略。Googleが定義するお金や健康などユーザーの生活に直結する領域。
以下が「Googleが定義するYMYLの領域」になるので、目を通しておきましょう!
Googleが定義するYMYLの領域
ニュース・時事問題 | 国際的な問題や、政治などの重要な問題 | 公共サービス・法律 | 一般的な生活を送るための情報 | 金融 | 投資や保険などの情報 | ショッピング | オンライン上でユーザーが商品を購入するECサイトなど | 健康・安全 | 医療・病院関連・緊急時に必要な情報 | 人の集まり | 人種や宗教、性別などについての情報 | その他 | フィットネスや栄養、大学、就職など、人生の局面にかかわる情報 |
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参考:Google検索品質評価ガイドライン
GoogleはYMYLの評価基準を特に厳しく定めていて、基準に沿わないブログは一瞬にして圏外にされることがあるんです。
2017年から大型のアップデートだけでも7回実施されていて、そのたび大きく検索順位が変動する領域でもあるんですよね。
そのため、YMYL領域で信頼性の高い情報が提供できない限り、ブログジャンルとして選ぶのは避けましょう!
YMYL以外のジャンルの方がGoogleの変動の影響が少ないので、上位記事がいきなり圏外に消えていく…ということも起きにくいです。
そのため、Googleのアップデートによるサイト順位の影響を抑えて、安定したアクセス・収益を生んでいくならば、YMYL以外のジャンルを選定していくと良いでしょう。
ただ、YMYLはその対象範囲が徐々に拡大されており、これまで対象ではなかったものがYMYLジャンルとして設定されることもあるので、動向は常にチェックしておくべきでしょう。
YMYLジャンルにおいてアフィリエイトをしたい場合は、検索結果の上位に市区町村などの行政・公的機関や病院・弁護士などの専門機関が多いキーワードをストレートに狙うのではなく、複合キーワードでユーザーのニーズをずらしつつ、手ごわい競合の少ないキーワードで対策を打つと良いでしょう。
人気が高いジャンル
多くのアフィリエイターが参入している人気のジャンルをあえて選ぶのも有効です。
競争が激しそうなイメージがあると思いますが、それだけニーズが高いということなので、戦略次第では多くのユーザーを集めることもできるでしょう。
もし競合サイトのクオリティが高すぎることが原因で「上位表示させるのは難しそうだ」と感じた場合は、狙う検索キーワードを徐々に絞り込んでいきながら、あなたが参入できるクエリを見つけていくと良いでしょう。
【絞り込み方の例】
インプラント
└インプラント 費用
└インプラント 費用 千葉
└インプラント 費用 千葉 最安値
複合キーワードで絞り込んでいくと、検索ボリュームは少なくなっていきますが、SEOでの上位表示の難易度も下がっていきます。
また、絞り込むとユーザーの検索意図が明確になるので、ユーザーの求めるコンテンツが作成しやすくなり、結果的に専門性が高いサイトとみなされて大きなアクセスを期待できるようになります。
専門知識を必要としないジャンル
ユーザーが運営者のプロフィールや経歴を気にする必要のないジャンルを選ぶと良いでしょう。
趣味や旅行、日常生活、ゲーム、恋愛、自己啓発マインドなどの分野では、プロの意見ではなく、個人の意見や経験こそ役立つことも多いのです。
日常生活の例でいうと、音楽・動画配信サービスの比較サイトなどが該当します。
ジャンルが決まったらキーワードを選ぶ
参入するジャンルが決まったら、狙う検索キーワードを選定しましょう。
検索キーワードにはユーザーの意図が含まれています。
その意図にはユーザーが「何をしたいのか」というニーズが含まれていますので、それを汲み取って対策キーワードを決めていきましょう。
検索キーワードの意図を大きく分けると以下のようになります。
Know | 何かを知りたいという意図。 | Do | 何かをしたいという意図。 | Website | そのサイトに訪れたいという意図。 | Visit in person | その場所に実際に訪れたいという意図。 | Buy | 商品を買いたいという意図。 |
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稼ぐにはどのキーワードを狙う?
この意図の中でアフィリエイターが狙うべき意図は「Do」です。
「Buy」の意図を持ったユーザーの方が購入率が高いと考えますが、その場合、公式サイトなどで直接買う人が多いのです。
また、検索上位は公式サイトが表示されていますから、上位表示を狙うのは極めて難しく、上位表示できたとしても公式サイトを差し置いて買ってもらうことは適わない可能性が高いでしょう。
「Do」のキーワードであれば、「何かをしたい」というニーズを持ちながらも、まだ具体的なアクションの意図を明確に持っていないと推測できます。
そういったユーザーにアフィリエイト商品への訴求をすることで、自サイトでの購入を促す事ができ、売上に繋げることが見込めます。
検索回数が多い検索キーワードで上位を目指すのは難易度が高いです。
そのため「単価が高いジャンルを選びたい!」という方は、ロングテールキーワードで戦う範囲を絞り込むのがオススメですね。
ロングテールとは
検索ボリュームが少なく、複数語の組み合わせからなるキーワードのこと。以下の理由でコンバージョン(申込)率が高い。
購買意欲の高い人がアクセスしてくるから
検索意図にあわせた記事を作りやすいから
図の挿入(ロングテールキーワード)
企業サイトからみたら、ロングテールキーワードは検索回数が少ないので効率が悪いと判断されて避けられがちです。
しかし個人サイトからみたら、競合が少ないので上位表示させやすいですし、申し込み率も高かったりするんですよね!
稼げるアフィリエイト商品を選ぼう
参入するジャンルが決まったら、次はアフィリエイトする商品を選びます。
世の中にある全てのサービスや商品がアフィリエイトできるわけではないので、アフィリエイトの案件があるものを選定しなければいけません。
基本的には、ASPサイトを利用してアフィリエイト商品を選ぶことになります。
ASPサイトごとに特色があり扱う商品の傾向も様々なので、まずは各種ASPに登録して案件を探してみると良いでしょう。
インフォトップでは多彩なジャンルを扱っており、数万件の商品の中からアフィリエイトをする商品が選べます。
インフォトップのアフィリエイト商品の選び方については、以下の記事を参考にしてください。
登場したばかりのジャンルを選ぶ
もうひとつは近年登場したジャンルを狙うこと。
登場したてのジャンルは個人・企業にかかわらずスタート地点が同じなので、個人でも勝ちやすい領域でもあるんです。
例えば、「副業」は2018年に政府が解禁してから、急激に世間の関心が増加しましたよね。
この時個人ブロガーは副業の情報発信を始めていて、競合も少なかったので個人で勝っているブロガーは多かったんです。
企業は組織なので行動が遅く、企業サイトが本格的に参入してきたのは2020年ごろ。
このように新興ジャンルでは、個人でも経験を積めば勝てる可能性があるんです!
まとめ
今回は、アフィリエイトジャンルの「正しい」選び方を解説しました。
アフィリエイトで成果を出すためにはまず始めること、そして継続することが大切です。
稼げるジャンルやキーワード、商品選定も大事な要素ですが、アフィリエイトを継続することで、「稼ぎ方」が見えてくることでしょう。
初心者の方はあまり稼ぐことに固執せず、自分が続けられる、モチベーションを維持できるやり方で続けることを念頭に始めてみることをオススメします。
候補をいくつか出してみて、続けられそうなジャンルでアフィリエイトを始めてみましょう。